契約社員?正社員?それとも派遣社員?
社員、と一言でいっても、契約社員と正社員という雇用形態があります。主な違いは、正社員が基本的に継続雇用を前提としているのに対し、契約社員には「契約期間」が設けられている点です。簡単に言い直すと、正社員は長く勤めることが前提。契約社員は、契約内容によりますが、一年なら一年で、契約更新をします。更新時には、お互いに「更新しません」と言うことができるわけです。プロ野球選手のように、この更新時に年収の交渉を行う場合もありますが、これは成果を充分に出せるポジションでないと、難しいでしょう。
これだけを聞くと、なんとも契約社員は不安定で、せっかく社員になった意味がない、という感じがしませんか?
ですが、「本社が新規雇用をやめているので、正社員を雇うことができず、契約社員という名目でしか採用できない」というような理由がある場合もあります。契約社員=一時的な雇用、すぐに辞めさせられるかも、と考えるのは早計だと思います。実際、契約社員の方が就職しやすいのです。契約社員だから、というだけで拒否するよりは、社会人経験を積む、特殊技能を得られるというメリットも考える方が得策です。特に、未経験分野での就職であれば、契約社員の方がその後の進路が考えやすい場合が多いのではないでしょうか。業界のパワーバランスなどを知ってから、入りたい会社がみつかるかもしれません。当然、経験を積んでからの方が、希望する企業にも入社しやすいでしょう。正社員での転職を繰り返すよりも、契約社員というポジションでスキルアップしていく方が、転職意図が明確に伝わり、人事部の心証が良い場合があります。ただ、契約社員の条件は会社によって違うので、正社員との違いを必ず確認しましょう。多くの場合、退職金とボーナスの計算方法に違いがあります。福利厚生や手当(超過勤務手当だけでなく、家族手当や通勤手当など)についても、確認するようにしましょう
「契約社員や正社員って、なんだか大変そうだから、派遣社員から始めてみようかな」と考える人もいるかもしれませんね。それはそれで、選択のひとつだと思います。派遣社員から社員へのステップアップも増えています。社内をよく見てから社員になる方が間違いは少ないでしょう。
